Apr 15, 2015

人の心狭きかな。

何事も順調なこの春。泣いたり笑ったり、出会ったり別れたり。あれこれ思い悩むこともあるけれど、それらを突破していく見込みが感じられるというのが、私の順調の定義。

さて、よく通るお寺の掲示板が月替りで、なんだかとってもありがたい言葉を掲示してくれる。

大根に人参の赤きを求めず、
人参に大根の白きを迫らず、
牛蒡にその黒きをたたえ、
蕪にその青きを褒むる。

ずっと心に残ってた一節。遥か昔の聖人の言葉。今まで以上にコミュニケーション力が求められている中、余計この言葉が突き刺さる。

結構ワタシ、性格キツイからな。

今の私は人参に白きを迫っているのかもしれない。人の能力は様々で伸びしろの長さもまちまち。もちろん自分もそう。そもそも伸びしろって気力に影響を受ける部分だと思う。

その気があればカタチにしようと努力して、伸びしろの部分がどんどん出てくる。その気にならなければ、努力する値にない理由を探して、そこで終了。

結局大事なのはリーダーの手腕だったりする。これって、筑前煮の美味しさを左右するさじ加減に似てると思うの。色も形も違う野菜にそれぞれの下ごしらえをして、最終的にはすべての野菜の味をまとめて筑前煮ができる。素材の味を生かしながらも、調和のとれた筑前煮の味にしなきゃいけないの。

たとえそれらが、冷蔵庫にあったあり合わせの素材でも。


さて、春って何か始めたくなる季節。何かを育てたくなるというのか。こないだ『もうどくてん』 で毒のある生物と過ごした後に、栽培ミニポットを買ってみた。

人間って、絶妙なバランスの中で生かされてるんだなとしみじみ思う春でございました。

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